NANAIRO DAYS
2026.10.17
学テはリスニング音源がないためレビューありません。
「学テABCのリスニングイラスト」がAI作成に置き換わるかどうか個人的に注目していたのですが、変わってなかったですね。よかったよかった。
問1
別にウでもいいでしょう。
(まぁあえてウを選ぶ必然性はないですけど、ウが×かどうかとはまた別の問題です)
問1
入手した学校からの模範解答ではpracticed moreも正解になっていますが、他の学校はどうなんでしょう?
問2
正解がエであることは異論ないのですが、それなら柔道も同じ条件では? という……
空手が柔道よりも人気である理由にならない。
問3
これは比較的難度も高く、かつ理解度の高い生徒だけが答えられる問題なので、なかなかの良問ではないでしょうか。
問1
これもearlyとfastの違いがわかっているかどうかも試されますし、また比較級の形も正確に書ける必要があります。大問3の問3よりは正答率高いでしょうが、これもなかなかの良問。
問2
「どの項目を使って書くか」を考えるセンスが問われます。
自分が言いたいことを表現する英語力がないのであれば、もっと書きやすい項目を選び直すのが吉。
問3
「理由を2つ書くこと」という指定条件をつけないと採点しにくいのでは。
あと、問1や問2の内容と被っていいのかどうかが書かれていないので、場合によっては本文の内容をまるまるコピぺして書いてくる生徒出ますよこれだと。それをどう採点すべきなのか。
問題としては決して悪くないのですが、学校ごとの採点処理が大きく異なってしまう気がします。
問2
「物が、きれいな状態であることが好き」あるいは「きれいな状態である物が好き」ということですね。
これは相当難しいのでは。
like to be clean thingsという誤答が多発していることでしょう。
これだと「日本人は、きれいな物体になることが好き」になってしまうので、文法的にはNGとまでは言えなくても意味不明になるわけです。
ただ、この文、この場所に置かれる必然性や前後とのつながりがないし、そもそもこのMegのセリフ自体も異常に説明的でものすごく不自然な内容。
このcleanが「食事を残さず食べていること」を指しているのか、それとも一般的に「きれい好き」という意味で言っているのかも判然としません。
問3
letには「許してしまう」というニュアンスがあるので、「食べ物が悪くなるのを許してしまう=放置してしまう」という意味で使うことが可能。
helpとletは文構造的に「目的語+動詞の原形」が可能なので、AとCは意味で判断するしかないです。
これもなかなか難しく、わりと手ごわい大問5ですね。
問4
2語指定、という条件で答えがわかってしまう感はあるものの、受動態であることにそもそも気づけるかどうかと、canの後ろにbeを置くことができるかどうか。
まぁ問2でbeが出てきているので、知識が甘い生徒でも「be動詞の原形がbeであること」は予想できたかも。
問5
空欄A~Cや(②)よりも先に空欄2が出てくるのに、問3や問4よりもこっちが後なのだろう??
問題はハードでありつつも「そこを突いてくるか!」という良い問題が揃っていると思います。
問題が面白いわりに、取って付けたような稚拙な本文内容が残念。
問1
違和感あったので、AIに聞いてみたところ、
like watching koalas the best of all the animals.
文法的には成立しますが、やや不自然な表現です。
特に、the best of all the animals が直前の watching koalas と少しつながりにくくなっています。
とのことでした。やはりそうですよね。
the best あるいは the best of all だけで十分なのに、不要に付け足しがあるのが気持ち悪い。
問4
期限を表すbyは頻出ですが、今回はそもそも前置詞の選択肢がアとイしかなく、意味的にアはありえない。わりと容易な設定。
untilが選択肢に入ると突然難しくなります。
大問5に比べると内容、設問ともにあまりクセがなく、穏当な問題のように思います。
村上翔平
進学教室FiveSchools代表。函館生まれ、札幌育ち、北海道大学文学部卒。18歳より進学会(北大学力増進会)にて講師を務め、卒業後ENEOS(株)を経て、2011年より現在まで代々木ゼミナール講師。2012年から2016年まで赤門会日本語学校にて日本語教師としても活動。2018年札幌に「進学教室FiveSchools」を設立し、現在も日々教室で指導にあたる。著書「やさしい中学国語」「18歳までに知っておきたい言葉1750」など多数。
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