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FiveSchoolsオフィシャルブログ

個別指導の教室から① 集団授業が持つ意味とは

今年何度も発信していますが、2026年のFiveSchoolsは「個別指導強化イヤー」です。

おかげさまで想定より多くの反響をいただき、定期的に個別指導のスケジュールが入っております。
特に集団クラスを受講している生徒たちが、「自分の弱点をピンポイントで補強したい」と申し込んでくれるケースが増えており、まさに狙い通りといった感があります。

で、この個別指導をスタートさせてみて、わたしなりに感じたことや発見が実はかなりありまして、それをブログで連載してみると、わたしの考え方、何を個別指導でやろうとしているのか、個別指導をFiveSchoolsで受けると何が得られるのかを皆さんによりダイレクトかつ具体的に伝えられるのではないか、と思い立ちました。

ということで「個別指導の教室から」と題して、何回ネタが続くかはわかりませんが連載をスタートしてみたいと思います。

今日は具体的な話に入る前に、基本的に18歳からずっと「集団授業」をメインに仕事をしてきて、集団指導の技術にはものすごく強いこだわりを持つわたしが、なぜ個別指導を今年強化しようとしているのか、その大本の話をしてみたいかな、と。
で、次回以降個別論に入っていく流れでいきましょう。

集団vs個別

昔は塾といえばイコール「集団塾」で、個別指導は「集団塾についていけない生徒が通うもの」というイメージすらありましたが、今となっては塾を2分する基本的な2項対立になっています。

というか、むしろ個別指導のほうが塾のメインであって、集団指導塾は「今の時代で集団クラス成り立ってるんだ、すごいね」と思われる時代になりつつある(もうなっている)。

ただ、わたしは特にここ数年、そもそも「集団vs個別」という2項対立で語るべきものではないと思えてきています。

「そもそも役割が違うんだから、両方組み合わせて使えばいいじゃん」

というのが、今現在のわたしの基本スタンスです。

では、集団と個別、それぞれの役割とは何なのかをまずは語っていきたいと思います。
あくまで村上の、FiveSchoolsでの考え方であって、世の中の集団授業講師、個別指導講師が同じように考えているわけでは当然ありませんし、他の考え方を否定するものでもありません。

集団授業の基本的な役割

「私たちは、生徒さん一人一人の個性に合わせて指導します」

というような塾業界のありがちなキャッチフレーズがありますが、わたしはこの考え方、スタンスを集団授業に持ち込むべきだとは基本的に考えていません。

集団指導でわたしが最優先で寄り添うべきは「教科」であり「教科書」であり「入試問題」であり、つまりは「指導すべき内容」です。
生徒ひとりひとりに寄り添う指導がやりたいなら、そもそもスタイルとして集団授業などチョイスすべきではない。わたしが生徒に合わせるのではなく、生徒をわたしの見方、ビジョン、世界観に引っ張り込むことが目的であるべきなのが集団授業です。

国語でも英語でも何でもいいのですが、講師であるわたしが、

「その教科をどう捉えるべきか」
「どのように勉強するのが正しい方法なのか」
「どんなプロセスをたどれば再現性をもって正解に届くのか」

という問いに向き合うことが、イコール「集団授業をつくる」ことです。

もちろん授業の場で、生徒に合わせてペースを調整したりはしますが、内容を調整することはありません。その授業で教えるべき内容が、わたしの意思と研究によって明確に事前に決まっているのが集団授業です。
(ただ、現実には授業中にアドリブでいいアイディアを思いついたり、思ったように進行せずに途中で軌道修正をかけることもあります。後者は滅多に起こりませんが、前者は頻繁に起こります)

また、集団授業のメリットを語るうえで「価格」の話を避けることはできません。

安いです。集団は個別よりも確実に。

1on1個別指導の価格で基礎の基礎から、特に個別指導でやる必要性のない箇所まで全部個別でやったら年間費用がいくらになるというのか。
「個別指導でなければできないことは個別指導で、集団でやったほうが費用対効果がよいことは集団クラスで」やるべきだとわたしは考えています。
無意味なカネを保護者から取らない(※)というのは塾を運営するうえでのわたしの基本スタンスのひとつです。

以上2つの理由から、わたしにとって、つまりFiveSchoolsにとって集団授業を取り入れない理由はないのです。あくまでも、当塾のメインであり中核は常に「集団授業(映像授業含む)」であり続けます。

個別指導の話するはずなのに、前置きの集団授業の段階でものすごく長くなってしまいましたね……
キリがよいので、ここで今回はいったん一区切りにしましょう。

次回「では個別指導は何のためにやるのか?」をテーマに、引き続きお付き合いください。

(※)話が若干横路孝弘に逸れますが、新規入塾生に提案できるプランがいくつかあるとして、高い費用を取れるプランにこっそり誘導するようなマネは絶対にしないです。保護者さまのほうがムダに高い費用がかかるプランを希望されることはたまにありますが、「それムダに高くつきますよ」と説得して安いほうのプランに誘導することならやります。

村上翔平

進学教室FiveSchools代表。函館生まれ、札幌育ち、北海道大学文学部卒。18歳より進学会(北大学力増進会)にて講師を務め、卒業後ENEOS(株)を経て、2011年より現在まで代々木ゼミナール講師。2012年から2016年まで赤門会日本語学校にて日本語教師としても活動。2018年札幌に「進学教室FiveSchools」を設立し、現在も日々教室で指導にあたる。著書「やさしい中学国語」「18歳までに知っておきたい言葉1750」など多数。

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