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2025.09.03
こんにちは、新谷です。
さて、今回は美術が苦手な人が成績アップを狙う方法を話していければと思います。
1、2年生は受験での内申点を考えるとやはり副教科も好成績であってほしいところ。
特に美術は私が高校で講師をしているのもあって、たまに学習会でもコツを聞かれる時があります。
先生にもよりますが、個人的に「こうすると上達するんじゃないか?」というポイントがいくつかありますので、今回はデッサンで各工程に沿っていくつか挙げていきます。
➀最初から頑張って描き込むな
「雑でいい」じゃありません。
「無駄に頑張って描き込まないで」ほしいんです。
絵を描く際にまずやることは画用紙のサイズ、モチーフの幅を見比べて「最終的にどんな絵にするか」考えること。
それを考えず無計画な状態でがっつり描きこむとどうなるか。
ある程度描いた後、
「なんかここだけ大きくない?」
「このモチーフもっと右に描かないと変なところで切れるんじゃ…」
みたいなことが起こり、しかも、起こったとしても修正したくなくなるんです。だって頑張って描いたから。
仮に消しても最初の線が紙に残って汚くなります。だって頑張って強い筆圧で描いたから。
あくまで頑張るのは本番。
力入れるところを見誤らないように。
➁構図はしっかり吟味して
画力アップは正直描いた枚数と時間が必要ですが、構図は少し意識するだけでも改善できます。
シンプルですがモチーフを中心に、余白が均等に少し残るくらいをイメージ。
複数のモチーフを全て一つの塊ととらえて、「大体このあたりにこの大きさで収まるかな」と思う場所に薄くあたりを付けます。
例えばこれ↑を描くとして、
こんな感じに。↑
塊としての配置が良さそうだったら、各モチーフも「このあたりに置かれているかな?」という位置に薄くて弱い線で描いて、大体良いと思ったら描き込んでいくと、失敗しにくいです。
こんなふうになっていきます。
次回、【本番】に続きます。
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