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2025.08.02
前回のつづきです。
時間が足りない中、集中を保ちつつ勉強するための方法、テクニックをお伝えしようと思います。
「夏休み=夜更かしOK!」という考えの人も多いのではないでしょうか。
でも、夜型生活になると、脳の働きも鈍くなりがちで、集中力もガクンと落ちてしまいます。
人間の脳は午前中が一番クリアな状態で、午後になるにつれて徐々に疲れが溜まっていきます。
ですから、「午前中は暗記系や数学のような頭を使う教科」「午後は読解や復習、作業系」というように、時間帯に合わせて学習内容を工夫すると、より効率的に学べます。
それにはまず、早寝早起き!
これを意識するだけで、1日のリズムが整い、集中もしやすくなります。
毎日同じ机、同じ部屋、同じ景色…。
最初のうちはそれでも集中できるかもしれませんが、人ってどうしても「慣れ」によってダラけてしまう生き物なんです。
そんなときにおすすめなのが、勉強する場所を変えてみることです。
例えば、近くの図書館。
静かで落ち着いた雰囲気の中、まわりの人も本を読んだり勉強したりしているので、自分も自然と集中モードに入ることができます。
家ではついスマホを見たり、ベッドにダイブしてしまう人も、場所を変えることで気持ちを切り替えやすくなります。
他にも、カフェや学校の自習室、塾の自習スペースなど、自分にとって集中しやすい場所を探してみるのもおすすめです。
大事なのは、「勉強のための空間をつくること」。
それだけで、いつもの何倍も効率よく勉強できたりするから不思議です。
もちろん、移動時間や周りの迷惑にならないように気をつけることは大前提ですが、「家だと集中できない…」と感じたときは、無理に我慢せず、環境を変えてみるという選択肢も、ぜひ持っておいてくださいね。
どれだけ気合を入れても、やっぱり人間ですから、ずーっと真面目に集中し続けるのは難しいですよね。
だから私は、「ここまでできたらアイス食べよう」とか「この問題集終わったら30分ゲームしていい」みたいに、小さなご褒美を自分で用意していました。
自分の努力にちゃんと報いることで、心も体も前向きになります。
ただし、くれぐれも「ごほうび>勉強」にならないように!
あくまでモチベーションの補助として、うまく活用してください。
ということで、今回は「集中力を保つためのコツ」をいくつか紹介してみました。
私自身も完全に完璧な人間ではありません。スマホ見ちゃうときもあれば、勉強が手につかない日ももちろんありました。
でも、そういう日があってもいいんです。大事なのは、また次の日に気持ちを切り替えて、勉強に向かえるかどうか。
「継続」こそが、何よりも大きな力になります。
せっかく自由な時間がたくさんある夏休み。
上手に使えば、これまでの自分を大きく変えるチャンスにもなります。
集中力を保ちつつ、でも心の余裕も忘れずに、バランスの取れた夏を過ごしてくださいね。
応援しています!
夏は受験の天王山って、何が語源なのでしょうか。
自分で書いていて気になったので調べてみました。
「天王山」は、もともと京都にある実際の山の名前です。
戦国時代、あの有名な豊臣秀吉と明智光秀が戦った「山崎の戦い」で、勝敗を左右する大事な場所だったのがこの天王山。
秀吉がこの山を制したことで、戦いに勝ち、のちに天下を取るきっかけとなりました。
このことから、「勝負の分かれ目になる、とても大事な場面」を「天王山」と呼ぶようになったんです。
そして今では、「夏は受験の天王山」=「夏の過ごし方が、受験の合否を大きく左右する」という意味で使われています。
つまり、夏は人生を変えるチャンスのとき!
どう使うかで、未来が大きく変わるかもしれませんね。
毎日暑いので、しっかり水分と塩分を摂取して熱中症対策してくださいね。
ではまた~
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