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2025.08.07
スタッフの斎藤です。
さて、今回私が書くテーマは、「勉強の『量と質』問題」についてです。
中高生の皆さんは勉強の量と質についてよく耳にするでしょうし、これについて考える機会も多いかと思います。そして、勉強の量と質について悩みを抱える生徒さんも多いのではないでしょうか。
そこで今回、このいかにもベタなテーマについて、思い切って私の視点から書いてみようと思います。
私が経験してきた様々な成功や失敗(失敗談多め)をもとに、私自身が考える勉強に対する向き合い方・考え方を、ざっくばらんに書いていく予定です。
読みにくいところもあるかと思いますが、どうか最後までお付き合いいただければ幸いです。
ではまず、勉強の『量』についてです。
勉強していくうえでは、まず量が確保できているかが大前提になってくると思っています。
全く勉強しない人が、テストで高得点を取る、なんてことはまずありえませんよね。
「全く勉強していないように見える人」が、テストで高得点をとることはあると思いますが。
(全く勉強していないように見える人が、授業を集中して聞いていたり、隙間時間を有効活用したりして勉強していたりすることは、想像に難くないでしょう。)
社会や英語などで何かを暗記するにも、教科書を読んだり問題集を解いたりする必要がありますし、数学や理科では問題演習を通じて公式の使い方や解法を身に着けていきますよね。その時点で「勉強量」は確実に必要です。
どれくらいやれば暗記できるのか、問題が解けるようになるのかは、本当に人それぞれです。それも勉強してみなければわかりません。だからこそ最初は、たくさん教科書を読み込んだり、問題集を使い込んだりして、自分のキャパシティーを見極めていく必要があります。
この話から、最初のころこそ「勉強量」を確保できるかが大切になってくることがわかると思います。
またこの時点で、勉強し始めてから一朝一夕に成果が得られるものではないこともお分かりいただけるかと思います。
本当の成果は地道なトライアンドエラーの先にある、と私は感じております。
これまでの勉強を振り返って、そもそも勉強量が足りないままテストに臨んでいた……
なんて方は、まずは机に向かって、1問でも多く解いたり1個でも多く用語を覚えたりする習慣をつけていきましょう。
これだけでも、勉強習慣の形成に大きく役立つはずです。
また、私は勉強量と勉強時間は別物だと考えています。
簡単な例を挙げましょう。
ここで「問題を解く」とは、問題文を読んで答案を作り、解答解説を読みながら自己採点をし、必要に応じて足りない知識について教科書などを用いて勉強するという、一連の流れを指すものとします。
「AさんとBさんが同じ数学の問題5題を解いた。その際、Aさんは2時間、Bさんは4時間かかった。このとき、勉強後に到達した理解度と習熟度は同じものとする。」
勉強時間だけを見れば、Bさんのほうが頑張ったように見えますね。
しかし、明らかにAさんのほうが、時間効率がいいですよね。
どちらが理想的かといえば、Aさんのほうであることはご理解いただけるかと思います。Bさんより2時間早く終わらせた分、ほかの勉強ができるわけですから。
もちろん、人それぞれひとつの物事を理解するのにかかる時間は違いますから、必ずしもBさんが悪いというわけではありません。
ただ、もしBさんが集中力を欠いてだらだらと勉強していたために4時間もかかってしまったというのなら、改善の余地がありますね。
1日がみな平等に24時間であるように、受験日までに残された時間もみな平等です。
この残された時間の中で、いかに多くのことを学び、身に着け、より多くの問題を解けるようになったかで入試の合否が決まるのです。
だからこそ、能力はひとそれぞれでも、できるだけ短い時間で1つの物事を習得できるようにするという意識を持つことは、非常に重要なことだと思います。
これらのことから、勉強時間が長いことが必ずしも勉強量が多いとは言えないということがお分かりいただけたでしょうか。
勉強時間マウントを取ってくる人がいても、さほど気にする必要はないと思います。
次回はこの話を踏まえて、勉強の計画を立てるときや、実際に勉強するときに意識したいことについて書こうと思います。
もう数か月がたってしまいましたが、私が通う大学で行われた大学祭での1枚です。
こちらは、私が所属するサークルで販売した「流氷ソーダ」です。
ご来店いただいた皆様、ありがとうございました!
本家本元の流氷ソーダは、北見市常呂町にある「café しゃべりたい」で飲むことができます。
私も行ったことがありますが、とても素敵な雰囲気のカフェです。訪れる機会があれば是非。
ちなみに、私はこの流氷ソーダを作ってばかりで、一口も飲んでいません(笑)。
しかし、サークルの友人たちや先輩と楽しい時間を過ごすことができたのでとても満足です。
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