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2025.07.30
私が吹奏楽部に入ってよかったこと、よくなかったことを紹介します。
まず先によくなかったことから紹介していきますね。
これはしょうがないことなのですが、練習時間がとにかく長いです。
休みも週に1回あるかないかでした(今は教員の時間外労働的な関係で変わっているかもですが)。
土日はお弁当持ちで1日中練習などもありました。
そのくらいまで練習しないと、楽器は上手くならないのです。
1日2日休みがあるだけで、プチブランク的な感じで以前の状態に戻すのに大分時間が掛かります。ここがピアノやギターといった口を使わない楽器と大きく違う所ですね。
曲を演奏するにはまず、譜読みをしなければなりません。
譜読みとは、楽譜を読んで曲の一通りの流れをつかんだり、知らない音楽記号の意味を調べたりすることです。
慣れてくるとそんなに時間はかからないのですが、最初のうちは苦労します。譜読みをやってこないとパートや周りのみんなに迷惑をかけるので絶対にやらないといけないものなのです。
譜読みをするためには楽譜を読めなければならないですよね。
幸い私はピアノを習っていたので楽譜を読むのにそこまで苦労することはありませんでした。
しかし、ここで問題が一つ。
吹奏楽部ではドレミファソラシドを全てドイツ語で言わないといけないのです(ドイツ音名というやつです)。
ちなみにドレミファソラシドはイタリア語です。
日本語だとハニホヘトイロハです。
ドイツ語はCDEFGAHBCと書いてツェーデーエーエフゲーアーハーツェーと読みます。
これを♯と♭を付けたバージョンも併せて全て覚えて書けるように、言えるようにならないといけないのです。これが共通言語となるので、これが通じない人はさようならということになります。
大変ですけど最初に覚えちゃえばあとは大したことありません。
まず、そもそも吹奏楽は大人数いないと成り立ちません。
そりゃ母集団が大きければいざこざや仲間割れは起きます。女子が多いとなおさらですよね。
また、噂はすぐ広まります。一種のコミュニティですもんね。そこをどこまで妥協してどこまで関わらずにやっていけるかがポイントになるはずです。
合奏練習といってみんなで集まって曲を合わせる練習をするときは、当然広いスペースに移動しないといけないわけです。
このときに打楽器の運搬をしないといけません。打楽器って意外と重くて、それを全員で協力して音楽室の打楽器収納部屋から広い部屋に運んでいきます。
中学のときは音楽室と同じ階に合奏する部屋があったのでまだよかったのですが、高校は4階に音楽室があり、2階の渡り廊下を通って1階に合奏場所があったので、そこまで楽器を移動させるのが本当に大変でした。
エレベーターで運べるものもあるのですが、エレベーターに入りきらないくらい大きな楽器もあるわけで、そんな楽器は階段でみんなで協力しながら運搬していました。
(この楽器運搬は部活が始まる前と終わった後にやっていたので時間外労働です☻)
以上が今思いつく限りの吹奏楽部に入ってよくなかったことでした。
きつい話ばかりでイメージが悪くなる一方ですが、ここからは吹奏楽部に入ってよかったことを紹介していきます!
明るい話です!
(つづく)
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