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鶴未光

勉強のできる子、できない子

2025.11.18

鶴未光

題名にもある通り、勉強のできる子、できない子はいます。
ですが、天才でもない限り元から勉強のできる子はいません。

勉強を“やっている”からこそ、周りの人からは勉強の “できる”子だと見えるのです。
 
学習会では昨年度から、出席シートというものを導入しています。

これは、来塾時に毎回生徒さんに書くようお願いしているものです。

内容は、その日何を勉強するのか、予定を始めに書き、終わりに何をどのくらい勉強したのか、その達成度や思うことを自分で振り返ってもらっています。

今は学習会では強制的にやってもらう形にはなりますが、これまでも勉強の“できる”生徒さんは自主的に行うことができていました。その日何をやるのか、今の自分に足りていないのは何の部分なのか、それを自分で考え、計画を立てて学習できていたということです。それを自分で考える力がついている人は、その後もどんどん伸びていくと思います。反対にできていない人は、勉強を始めるのが遅くなったり、必要のない学習を進めてしまったりと、非効率的な学習になっていたと思います。
 
また、勉強を“やる”子はこちらから言わなくても勉強をしています。

例えば、面談でプリントを進めていこうという話になったとき、勉強を“やる”子は自ら「プリントをください」と声をかけてくれます。

「プリントを渡されなかったらやらなくてもいいか」と思う子は大抵そこそこの成績であることが多い気がします。

そして、宿題を忘れずに行い、持ってくる人が勉強を“やる”子であり、勉強の“できる”子なのです。ぜひみなさんにはこういった積極性と自主性を持って学習に取り組んでもらいたいと思っています。
 
その他に、勉強の“できる”子は自分の学習方法を確立しているように思います。

もちろん初めから持っているものではなく、それぞれが自らトライアンドエラーを繰り返しながら探していくものです。

私たちスタッフも様々な方法を提案することはできますが、結局自分に合ったものを見つけることができるのはあなた自身しかいないのです。定期試験、学力テストの他、単元テストなど小さいものまで、試験に向けて学習した過程と結果を振り返って、どこが良かったのか、どうすればもっと良くなったかを考えてみてほしいと思います。

実際、試験後に面談を行うと、自己分析をしっかりできている/できていない子で差ははっきりとあります。私たちから伝えることもできますが、自分自身分析ができていないと焦ることがないため「まあいっか」と流してしまいがちです。自分で自分を知り、気づくことを大切にしてほしいなと思っています。
 
人は1日に3万回以上の選択をすると聞いたことがあります。

勉強をやる/やらない、部活をやる/やらない、友達と遊ぶ/遊ばない、これらはすべてみなさんの選択次第です。何を選択するとしても、どうか後悔だけはしない選択ができるよう願っています。
 
高校、大学入試が迫ってきていますが、体調にだけは十分注意して、みなさんの実力が発揮できることを祈っております。

お互い頑張りましょう!

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