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2025.07.22
スタッフの斎藤です。
これまで高校名を挙げて記事を書いたことはなかったのですが、実は私も札幌北高校出身です。
同じ北高でも送ってきた高校生活は人それぞれですから、ブログを通じて北高のいろいろな側面を知っていただけるのではないかと思っております。
さて、今回は竹谷さん、橘田さんに引き続き、札幌北高校の学校祭について紹介します。
お2人の記事と合わせて読んでいただくと、北高祭の全貌をある程度知っていただけると思います。
もし読んでいない方がいらっしゃれば、順序は問いませんので読んでいただければと思います。
私が紹介するのは3部門のうちのひとつである「全校行事」、通称「全行(ぜんぎょう)」です。
学校祭のなかで一番一般の方々の目に触る機会が少ないのがこの全行でしょう。
コロナ前から基本的に一般公開はされていません。
コロナ前は、全生徒が体育館に集まって開催していました。コロナ禍では密集を避けるために、体育館にて生で観賞するクラスと、校内のほかの場所からリモートで観賞するクラスに分けての開催でした。
もともと一般公開されていないためなのか、行灯の知名度が高すぎるせいなのか、残念ながら全行はさほど知られていない印象です。生徒が所属部門を決めるときも、人気は行灯や学プロに劣っている気がします。(※個人の見解です。)
私も北高に入るまでは全行の存在をぼんやりと認知しているだけでした……。
しかし、所属してみたらかなり面白い部門だと思います!
この記事から、全行の面白さの片りんを感じていただければ嬉しいです。
全行は、簡単に言うと各クラスのステージ発表です。
発表時間は4分間、前後の片づけはそれぞれ2分間と厳密に定められています。
発表内容については、劇やダンスなどをやるクラスが多いです。学年が上がるごとに劇の割合が増え、3年生になるとほぼすべてのクラスが劇をやっていました。
では具体的にどんなことをやっているかというと、
・古典や神話をもとにした物語
・ミュージカル
・仮面ライダーなどアクションを含むもの
・シンデレラなど有名な物語やそのパロディ
・完全なオリジナル作品
・大人数でメドレー形式
・物語の中にダンスを組み込むスタイル(メインはダンス)
・ある一曲を、小道具などを用いながら物語のように仕立てるスタイル
などです。
古典的な物語は3年生に多い印象です。特に、戦いのシーンを入れて迫力あるステージにしているクラスが多い印象でした。
シンデレラなどの有名な物語は、1年生など初めての全行ではやりやすい演目だと思います。みんなある程度ストーリーが分かっているので伝わりやすく、物語を構成しやすいと思います。
では、全行部門の中がどのような構成になっていたか、その分担や進め方を次回お話しましょう。
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