blog

佐藤佳歩

高校紹介(札幌北・年間行事編)①

2025.07.12

佐藤佳歩

さて、今回は高校紹介をしていくことにします。
私の出身校は札幌北高校です。

学習会スタッフの中で、私を含め4人が北高出身です。
人によって見方も異なると思うので、それぞれが紹介する余地を残しつつ、私は3年間のイベントなど大まかな流れを紹介していこうと思います。
よくある高校体験記でも行事の詳細はなかなか書かれないと思うのでやってみます。

ご参考までに、私の在籍期間は2018年4月~2021年3月です。

4月 入学式・宿泊研修(1年)

入学して中学校との違いを感じたポイントは、授業のスピード感です。
中学の頃はガイダンスや今までの復習に1,2回の授業が使われたように感じますが、高校ではガイダンスがされた後すぐに授業がスタートしました。入学後のお迎えテストもあったような気が……。

記憶が曖昧ですみません。

長期休みは国語の課題としてブックレポートがあります。今年の入学生にも課されたようです。国語の授業の1回目は読んだ本の紹介から始まるのが定番ではないでしょうか。
数学の4STEPの1章も、毎年入学前の課題になります。

4月の大きなイベントとしては1年生の宿泊研修があります。
ニセコのホテルに行き、ワールドカフェやレクリエーション等をして2泊3日を過ごします。
ワールドカフェとは、模造紙を1枚囲んで自由に書き込みながら思考を広げるグループワークです。

問題を解くというよりは現状の悩ましい点について解決策を生み出そうとするものです。グループメンバーがコロコロ変わり、自分のクラスだけでなく見知らぬ人とも意見を交換するので刺激になりました。グループ毎に思考の広げ方が異なるのも楽しかったです。
レクでは綱引きをします。ニセコに行ってホテルの駐車場で綱を引きます。

後述しますが、北高には綱引き大会があるため、その練習的な位置づけです。必ず一度は「なんでニセコにまで来てるのに綱引いてるんだろう...」という気持ちになるはずです。北高生の通る道ですので、頑張って受け入れてください。

5月 ほのぼの行事

クラス対抗綱引き大会です。
北高は行事に熱心な生徒が多いですが、1年生はここからその片鱗を感じられるはずです。
ほのぼの行事が近づくと、朝のSHR前の時間、正面玄関の前には綱が2本用意されるようになります。朝練をするからです。
「ほのぼの」と名付けられてはいますが、現実はガチの綱引き大会です。本番当日は空き時間が多く、好きに話したり遊んだりできるという意味ではほのぼのしているかもしれませんね。友達とシャボン玉で遊ぶこともありました。

6月 前期中間考査

高校の定期試験は範囲が広いかつ教科数が多いので、対応が難しいです。
中学校のように学校のワークを何周もすれば点が取れるわけでも、何周もする時間がすべての教科で取れるわけでもありません。日々の勉強量が物を言うということを実感する期間です。
でもこれさえ乗り切れば学校祭の準備に突入します。

7月 北高祭

北高の学校祭では、全校行事(全行)、学級プロジェクト(学プロ)、行灯の3つを進めます。

各クラスが3種類を同時並行するので、10,20人程度に分かれて準備に取り組みます。
各部門に責任者がいるのですが、特に行灯責任者は行責(あんせき)と略されます。クラス替えの後には昨年行責だった人のクラスが話題になったりするレベルで、注目が置かれる存在です。

私は2年間行灯に関わりました。
(3年生はコロナで学校祭が中止でした……)

定期考査終了後の約1か月、朝と放課後に集まって準備を進めます。
準備期間は運動部の高体連の時期と重なるので、充実しつつも忙しくなる時期です。
1年生は数学の最初の山である二次関数を扱う時期になるので、授業にはくれぐれも集中してください…。

(つづく)

トップへ戻る

CONTACT

お問い合わせの前に、必ず以下の「入会案内」をお読みください

お問い合わせ

24時間以内に、メールにてお返事を差し上げます

  • 見学や体験授業などに関して、お気軽にお問い合わせください
  • お電話・ご訪問での問い合わせはお受けしておりません