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2026.01.15
数学、理科、社会のレビューはこちら
(学びやむげん、鷹取先生)
問1~2
中2もそうでしたが、書けそうで書けなさそうな微妙なポイントを突いてきます。
問3
これの①を「省略」と捉えてエを選ぶ人多そうだなぁ……。
問4
これ、問題文の意味が伝わっているでしょうか。
「考えを表す文」と言っているので、「文」のはじまりを答えるものだと誤解し、答えを「中休みと昼」にした人が割といるのでは。
「④の文を、2つに分ける」という指示があるので、「中休みと昼」ではまったく解答になっていないわけです。
問5
「国語基礎語彙テスト」のような問題が最近は続きますね。
入試、模試をつくる側にも、最近の若者の語彙力に対する危機感があるのでしょう。
昨日琴似でおすし食べてたのですが、隣の席のお客さんも「最近はちょっと古い言葉でも若者には通じないよねぇ」と話していましたし。
「後ろ髪をひかれる」を「興味」だと思う生徒が相当多い模様です。(採点しながら)
問6
出典:「一休ばなし」
室町時代の禅僧・一休宗純のとんち話、伝承などを集めた説話集。
落語「佐々木政談」の会話のような文章。
注釈も少なく、「蛇の髭」の意味が理解できなかった生徒も多いはずで、結構難しいと思います。
あくまで「何が言いたいのか」を考えて読むことが大事で、表面上の現代語訳だけを行ってもダメなんです。高校での古文読解にも通じる大事なポイントです。
(2)「竜のひげ」を書かないと4点マイナスはちょっと厳しすぎるような……
出典:茂木健一郎「生きがいの見つけ方」
東京大学大学院客員教授及び特任教授、ソニーコンピュータサイエンス研究所上級研究員。東京大学理学部、法学部卒業後、東京大学大学院理学系研究科物理学専攻課程修了。理学博士。理化学研究所、ケンブリッジ大学を経て現在に至る。専門は脳科学、認知科学。
ボリュームはそこそこありますが、内容も具体例豊富で読み取りやすく設問も素直で、難易度は比較的低めだと思います。
問4
前後をほぼ抜き出すだけで答えが出来てしまうのは仕方ないとしても、採点基準が優しすぎるのでは。
A「ひとつの目安」「行動を変えるきっかけ」が、どちらか片方あるだけで4点全部もらえるのはやり過ぎでしょう。2点×2で配置するのが妥当だと思います。基準Bもそうですけど。
問6
上位生の中で、勝負を分ける問題はこのあたりから。
傍線3の後から「意識vs無意識」を軸とした内容へと進んで、その内容を一般化して要約できるかどうかを問われているので、字数は似たようなものでも問4と比べてハードルが高い設問です。
ただ……結局問4と同様、傍線部の近くにある内容をまるまる抜き出すだけですからね。
記述問題を2題出しておいて、答えが書かれてある場所を発見して書き写すだけの問題が2題続くのはもったいないと思ってしまいます。
問7も、結局問5とほぼ同じことを形を若干変えて聞いているだけなので、ちょっと全体的に出題がワンパターン。まぁ同じことをずっと繰り返し言っている文章(茂木健一郎はだいたいいつもそう)なので、仕方ないといえば仕方ないのですが。
これらも全体的に易しめですね。というか、大半の問題は全体を読まなくても空欄、傍線前後をヒントにすれば短時間で答えが出てしまう。
大問3、問5の前半と問4の内容が丸被りしていますが、まぁこういうこともあります。
あと、問5の採点基準「奥深い」だけでマルつけるのはどうかなぁ……
それだと、ほとんど「深み」と変わっていないので、「表面だけでは分からない」がない答案は多少減点すべきだと感じます。
大問4、問4は会話の流れがイメージできないと的外れな解答をしてしまいそうな感じはします。
ところどころ引っ掛かりそうな問題はあるものの、読解問題が総じてどれもイージーレベルにおさまる問題なので、総体的に大問1が全体の中でいちばん難しくなっていますね。
大問1を高得点でクリアできた生徒は90点台、変なミスなく進められれば満点近い点数も十分狙える。
知識がしっかりある人が有利な道コンです。
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