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テストレビュー

2023年4月 中3道コン英語レビュー

大問1(リスニング)

問1と問2が「1回」しか読まれないことに注意してください。

今後もずっとそうです。

問1

「1回」になったかわりに不自然にスピードが遅くなっていて、特にNo.1はちょっとやりすぎな気も。

まぁ難易度に差をつけるという意味ではいいのかも。

とはいえ、No.1~No.3ともに難易度は高くない。

問2

質問文だけで答えがすぐわかるNo.1とNo.4と、全体の内容を把握する必要があるNo.2とNo.3。バランスよい問題だと思います。標準レベル。

問3

本文が読まれる前に若干時間がとられますが、本当に若干なので選択肢まで読もうとすると逆に混乱するおそれあります。

日本語の質問部分だけ最低限把握することが大事。基本的にはこの質問の順番どおりに話が出てきます。

問4

問3に続いて問4でも結構なボリュームのリスニングがあり、従来の問4より難化しています。しかも発音が問1~問4よりやや聞きにくくスピードも若干上がっている。

これも問3と同じく、空欄の前の英文を事前に読んで意味を取っておきたいところです。

大問2(小問)

問1

(1)

感嘆文という盲点になりがちな文法が最初に来ました。

How感嘆文と、What感嘆文の違いを理解することは、つまりHowとWhatの品詞の違いを理解すること。

本質的にHowは形容詞・副詞、Whatは名詞。これが基本です。

※Whatは正確にいえば「限定詞・決定詞」と呼ばれるものですが、中学生はそこまで考えなくていいと思います。「名詞」を表すのがWhat、という大まかな理解で十分かと。

だからHow do you feel? / How do you play?のようにHowを使って質問すると、I feel fine. / I play hard. のように形容詞あるいは副詞を使って答える必要がある。

逆にWhat do you think?のようにWhatを使って質問すると、I think that it is good.のように名詞(that it is goodは接続詞thatを使った名詞節)で答えることになるわけです。

この考え方がそのまま感嘆文にも転用できて、Howのときは直後に直接形容詞(今回でいえばheavy)を持ってくることができるかわりに、Whatの場合はWhat a heavy bag!のように名詞を伴った形でしか使えない、ということ。

(2)

同じ「はやい」でもearlyとfastは違うということ。

「朝早い」のような「時間的前後」のときはearly、「スピードが速い」のような場合はfast。

問1、なかなかいいところを突いてきます。

中3国語も良問が多かったですが(難しいけど)、英語も期待できそうな雰囲気です。

問2は比較の定期テストでよく出るやつ。

問3もWhoseの処理で、しかもmine、yoursなどの代名詞でなくEriという固有名詞を狙ってきたので、盲点になりやすい文法。

問1といい問3といい受験生がイヤなところを的確についてくる。

大問3(読解)

A~Cと3つもあるので、中2までの形式をイメージしていると仰天します。

Aの資料系問題で、いかに短い時間で正答を出すかが重要。

隅々まで読む時間はないです。

問題文を先に読んで、そこから必要な情報を逆算して得るように読むべき。ただし「例外条件」や「枠外の※印」が書かれているときも多いので注意。

「We Love Books」の中の

Each one of you can get three books. の意味がわからなかった人多いのでは?

このyouは「あなたたち」という複数のyouです。

「あなたたちのうち、それぞれ一人ずつが、3冊の本を手に入れることができます」

つまり「Each one of you」が主語です。

問3はjoin in two events / join to two events のように前置詞をつけないことが重要。joinはjoin the meetingのように他動詞なので前置詞なしで直接目的語を置きます。

B

まさか四国八十八か所めぐりが北海道の英語の模試で出るとは四国の人も思ってもみないでしょう。

本文は別にどうということもないレベルですけど、問3がかなり難しいですね。

そもそも、「どうやって寺を訪れるべきか」=交通手段の話が問われていると気づかない生徒も多そうだし、わかったとしてもvisitをそのまま使おうとすると、「徒歩で」という表現を書けないと英語にできない。

on footとか知っていればいいですけど。

模範解答のように「walk to them」と書くのはなかなか困難だと思います。

C

Bもそうですけど、前半部分に傍線部が全然出てこないので、ハイスピードで全体を読まなければならないんですよね。

国語もそうですけど、共通テストを意識して作っているのかな、と思ったりします。

前半は内容簡単ですけど、後半「チームプレイのためにコミュニケーションを学ぶ」「外国人もいるので英語を学ぶ」あたりから「eスポーツ」と話がかけ離れすぎて何のことかよくわからなくなった人が多いのでは。

「時間の使い方を学ぶ」って、もはや「eスポーツ」である必要性ないですしね。

本文内容がちょっと強引なように思いますが、その分複雑性が増して難易度が高まっているのも事実です。

問4、解答は「has」ですけど、「started」あるいは「began」もアリじゃないですか??

うちの生徒でそう答えた人がいたのですが、否定する根拠ないですよね。

大問4(英作文)

中3から、このように英作文が入ってきます。

入試でも出ます。

英作文の基本は「かっこいい英語を書いても点数は増えないが、ミスをすると点数は減る」です。

できるだけ簡単に、絶対ミスがないように安全な文法と単語を使って書く。

できるだけ教科書やテキスト本文の表現を利用して書く。

嘘をついてもかまわないので、「言いたいこと」ではなく「自分の英語力で書けること」を書く。

ただ、このような姿勢で普段から練習していると根本的な英語力が伸びないので、練習のときは「チャレンジモード」で言いたいことをできるだけフルに(間違えてもいいので)表現するチャレンジも当塾では推奨しています。

「安全モード」と「チャレンジモード」を使い分けて、本番では「安全モード」でいくのがいいでしょう。

今回は、特に問題の指示が細かいので指示に絶対に違反しないよう気を配ることと、「living in a big city」「living in the countryside」という表現をそのまま利用すれば簡単に書けること、あとは「better for you」を「better for me」に変えて利用することぐらいでしょうか。

これらを守って書ければ、十分満点が狙えると思います。

全体を通して

国語もそうですが、英語もなかなかのレベル。決して簡単ではないと思います。

特に中3初期のうちは時間配分ですね。

中2までの英語と比べて一気にボリュームアップするし、英作文にどの程度時間を取られるのかが読めないですから、慣れていない人は後半まったく手をつけられずに終わることも多々あります。

今回「やってしまった」人は、時間配分のイメージをしっかり理解したうえで8月道コンに向けて演習を積んでほしいです。

英語、数学は時間配分戦略間違うと悲惨なことになりますので。

ぜんぜん関係ないですが、明日は所用で美唄に行ってきます。

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