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2025.04.05
難しい、というほどではないのですが、地味に満点は取りにくい問題だと思います。
「燃」とかは定番だけど書きにくいし、案外「降」が書けない人が多いと思う。
新中1の1回目としては、若干資料を行ったり来たりする回数が多く、少しだけ難しめかな?
という気もしますが、それでも標準的な範囲内ではあると思います。
問2
答えが「ウェブページ」の中であることを読んでおかないと、「答えがどこにもない」と慌ててしまう。
出典:ひこ・田中「親がいる。」
1953年、大阪府に生まれる。作家・評論家。椋鳩十児童文学賞、日本児童文学者協会賞などを受賞。著作に『ごめん』、『カレンダー』、『レッツとネコさん』、『ハルとカナ』、絵本に『へたなんよ』(はまのゆか/絵)、『コリンのお店びらき』(山西ゲンイチ/絵)、評論に『大人のための児童文学講座』、『ふしぎなふしぎな子どもの物語』など。
リード文を見た段階では「もうコロナの話はお腹一杯だよ」と思ってしまったのですが、全然違いましたね。
「自分の知らない、仕事モードの親を見たときの驚き」というテーマ、ありそうで過去にあまり読んだ記憶がないですね。
いい話だと思う。
33行目「見たいと思ったし、見たくないとも思った」という心情は、共感する生徒も多いのでは。
そこで「気を散らさせてはいけない」と思う主人公、大人レベルが高いです。
問題も特に変なところはないと思いますし、とてもよい問題だと思います。
出典:若田光一「一瞬で判断する力」
日本人初の国際宇宙ステーション(ISS)のコマンダーを務め、最多となる4度の宇宙飛行を果たした宇宙飛行士・若田光一が初めて明かす仕事術。決してエリートではなかった著者が、知力、体力、精神力のすべてが問われる宇宙飛行士の仕事を通してJAXA、NASAで磨いた力を、「想像する」「学ぶ」「決める」「進む」「立ち向かう」「つながる」「率いる」という7つのキーワードからひも解きます。成功談だけでなく悩み、苦しんだエピソードも語っています。
問2が地味に難しいのでは。
前段で「国、生まれ、育ち、企業の違いが大きい」と言っておいて、後ろで「これらの違い以上に、個々人の違いが大きい」となっているので、言い換えれば「国、生まれ、育ち、企業の違いは実はたいしたことはない」という否定的な内容を含んでしまうわけです。
そして、この問2の対比性を前提として問4があるので、問2がつかめていないと問4も自動的に落とす可能性が高い。
しかも、問4は「すべて選べ」問題なので、そもそも問題形式としてハード。
……これは、文章短くて油断しがちですけど、相当きつい問題だと思います。
中3にやらせても、トップ層以外はボロボロ間違うはず。
そもそも「国策の違い」という概念じたいが中1生にはまずピンとこないでしょうし、前半の内容把握そのものも結構難しい。
問3も解答の距離が離れているし、問4と同様に問2の対比性を理解していないと答えが見つけにくいのもあり、決してやさしいレベルとは言えない。(問4よりは正答率だいぶ高いとは思いますが)
そして、問5も解答箇所がとっくに通り過ぎた場所なので、文章の展開・内容が追えていないと見えないでしょう。
すごい、易しい問題が一問もない。
問6の記述がある意味最も点数取りやすいと思うのですが、ここにたどりつくまでに心が折れて、時間が尽きている人が多いのでは……。
「文章が短い」ことを除けば、公立高校入試本番よりハードな問題だと思います。
ごく一部のトップ層以外、この問題で満足な点数取れる生徒いないのでは。
決して悪い問題ではないのですが、ちょっとさすがにレベル的に厳しいと思う。
全体的に、大問3までは「標準~ややハード」ぐらいのイメージだったのですが、大問4がどの程度平均点ダウンにつながっているでしょうか。
80点取れていれば大勝利、70点台でもわりと健闘、60点台でもそんなに気を落とすなよ、50点台以下はがんばりましょう、というのが上位校志望者に対する個人的な感覚です。
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