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2025.02.09
2024年3月5日実施、北海道公立高校入試のレビューです。
個々の問題として難易度が高いわけではないと思うのですが、鷹取先生の言うように、道コンより若干スピードが早いことに慣れておく必要はあるでしょう。
https://takatori-na.jugem.jp/?eid=6415
問1のNo.3が情報量が多いのと、問2のNo.4が放送中でSundayとハッキリ言わず、the day after tomorrowから考えないといけないのがやや難しいか。
問3が「架空のクイズ番組をやっている」という状況が唐突で、事前に何の説明もないため戸惑ったのでは。
ちょっと問題として不親切だと思う。
全体的にそれなりに難易度高めだと思います。
問1はともかく、問2は(1)比較級が「many→more」になることをちゃんと理解している生徒は案外多くないと思いますし、(2)直後に「do」があることから、一般動詞の文であることを把握し、主語が複数であることからdon’tを導く。
文法しっかり勉強している生徒には基本問題なのですが、果たしてこれがどの程度の正答率になるのか。
今回わたし的に最も正答率に興味があるのはこの問題です。
問3も、(2)はともかく、(1)疑問詞whoseは比較的登場頻度が低いですし、使い方を忘れている生徒も結構いるでしょう。
ほとんどの生徒が慣れ親しんでいる表現から少し外れた箇所を出題してきたな、という印象。
ABCの中で、案外Aがいちばん難しいかもしれない……
問1が「すべて選べ」なのと、問題文の「after Chorus Club Performance」を見落としてはいけないのと、さらに※の「to 15:00」の情報を見落としてはいけないのと、1つでもミスると答えが出ません。
問2も「Class Events」はチケットいらないけど、「Class Shops」はチケットがいることを読み取る必要があり、イヤなヒッカケ。
問3も「どのような学校行事が~」という、疑問詞と名詞を絡めた苦手な人が多い表現。
これは中下位層はかなりのパーセンテージで全滅してる気がする。
上位層でもなかなか満点クリアは少ないのでは。
文章はこれと言って難しいところはない標準的な内容ですが、問1の選択肢がなかなか感じが悪い。
問1はア「talk to」を「一方的にHayatoがALTに話しかけた」と解釈すれば✕でしょうが、talk toはtalk withと同様に「話し合う」という意味でも使えるのでアで問題なしということになります。
問2と問3は容易なレベルでしょう。
文章は長いものの、具体例がわかりやすいので大意をとるのはさほど難しくないのでは。
問1は知識として知っているかどうかだし、大意がわかっていれば問2は容易。
問3(1)①はどうでしょうか。
introduceが模範解答例ですが、これは普通の中学生はなかなか出てこないでしょう。
tellでもダメとまでは言えないのですが、tellは普通第4文型をとるので、後ろに「you」がないと若干不自然。
あくまでintroduceは解答例なので、tellなど似たような意味を持つ単語が正解と認められるかどうかはその学校しだいということになります。
②は、答え以前にそもそもプレゼンテーションの英文が難易度高めですね。
ペットボトル全体の話ではなく「フタだけ」を回収する話だと分かっているかどうか、また何のために「summer / winter box」を設置しているかがイメージできたかがどうか。
答えのwithoutじたいは、高校入試の定番中の定番なので絶対に覚えておくべきです。2025に出題される可能性は低いでしょうが、長文中やリスニング中ではいつでも出る可能性あるので。
問3(2)「どう思いますか?」の「どう」は、HowではなくWhatを使うという、一昔前の大学入試英語のド定番問題。
Howは副詞、形容詞を管轄する疑問詞なので、要求する答えが副詞、形容詞である場合に使います。
「How do you feel? → I feel sleepy.」みたいな。
ただ、Whatは基本的に名詞を管轄する疑問詞なので、日本語訳が「どう」であろうと、要求する答えが名詞であればWhatを使うべきなのです。
「What do you think? → I think that you are correct.」みたいな。
「that you are correct = あなたが正しいということ」は名詞節を作るので、この場合はWhatで質問をしなければならない。
(この説明を理解できる中学生は世間一般にはほとんどいないと思いますが、FiveSchoolsに通えば半年ぐらいでしっかりと理解できるようになります)
(1)が最も難しいのではないでしょうか。
模範解答のように、新聞を無生物主語構文を使って主語に持ってくる発想、ほとんどの生徒は持てないのでは。
高校生でもスンナリ書けない人のほうが多いと思います。
In today’s newspaper, there is an article that
みたいに書いてもOKなはず。
(同格のthatは中学内容では本来はないですけど、中学生は関係代名詞と同格のthatの区別を普通知らないので、関係代名詞だと思って同格のthatを自然と使うケースが多いです)
(3)はいつも言っているとおりですね。
思いついたものをそのまま英語にしようと頑張るのではなく、「自分で書ける英語かどうか」をイメージして、「これなら書けそうだ」と思える範囲でアイデアを決めてから書くこと。これがいちばん確実に高得点を取る方法です。
あとは、国語と同じですが「条件に合う」かどうかを必ずチェックすること。
この2つをトレーニングすることが常に英作文の王道だと思います。今年も例外ではないです。
リスニングのスピード、大問3A、大問3Cの後半がなかなかの難易度なので、わりと厳しめの平均点なのも無理はない。
ただ、平均点41点になるほど難しいかと言われると……
最近は道コンのたびに言っていますが、全体的な英語力の低下(2極化)を感じさせる結果ではあります。
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